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「最強のクルマを用意してくれたチームに脱帽」/メルセデスAMG、F1ドイツGP決勝

2014年07月21日(月)6:32 am

F1ドイツGP決勝を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが次のようにコメントした。

■【結果】F1ドイツGP決勝。順位、タイム差など

■ニコ・ロズベルグ「完ぺきなレースができた」
決勝/1位
「ワオ、今週はいろんな素晴らしい出来事が続いたけど、今日も素晴らしい日になったよ!」

「優勝を目指してここへ来たけれど、完ぺきにうまくいった。僕のシルバーアロー(メルセデスのレースカーの愛称)はすごく強かったし、こんな素晴らしいクルマを用意してくれたチームに感謝したい」

「レースが始まる前には、FRIC(サスペンションシステム)が使えなくなったからレースでの差ももっと縮まるだろうと心配していたんだ。でも、またも僕たちが最速だった。僕は2回ストップ作戦だったけど、スティントの最後のほうではかなり難しかったよ。タイヤはほとんど摩耗しきっていたからね」

「メルセデスのためにもすごくうれしい。ドイツにおいては何十年ぶりかの勝利だからね。ホッケンハイムでの応援にも感謝するよ。僕に対してファンは驚くほどの応援をしてくれた。スタートのときには観客席でウエーブが起こっているのが見えたし、あれはうれしかったよ。ハンガリー(27日決勝)を楽しみにしている」

■ルイス・ハミルトン「タイトル争いのダメージを小さく抑えられてよかった」
決勝/3位
「まず、ニコにはホームレースで勝てておめでとうと言うよ。ドイツでメルセデス・ベンツのために2台とも表彰台に上ることができてとても誇らしいし、特別な感慨がある。この結果をメルセデスのすべての従業員や今週末ここに来てくれたファンにささげたいと思う」

「個人的には、このレースに関してはあまり大喜びもできないね。僕にとっては厳しい週末だったし、結局、F1タイトル争いにおいてはニコ(ロズベルグ/チームメート)にまたポイント差を広げられてしまったからね。でも、表彰台フィニッシュによって、ダメージを抑えることができたことはうれしく思うよ。ほとんどグリッド最後尾あたりにいて、ミラーにほかのクルマが全然映らない状態からは、2時間後には自分が表彰台に上ることができるなんてなかなか想像できないものだよ。このクルマを用意してくれたチームには本当に感謝している。こういうパフォーマンスを示すことができるマシンを造ってくれた彼らには本当に脱帽だよ」

「正直に言って、僕にとってはかなり順調なレースだった。もちろん、走っている間にはいろんなことがあったし、それでいくらか問題も抱えてしまってはいたけれどね。始めのころはキミ(ライコネン/フェラーリ)といいバトルができたし、フロントウイングにそれほどのダメージを負わなかったのは幸運だったよ。その後のジェンソン(バトン/マクラーレン)との接触は不運だった。彼は今年これまですごく紳士的だったし、僕に追い抜かれるときもそれほどトラブルを起こしたりはしていなかった。でも今日は単にちょっと誤解があったようだ。僕は追い抜くためにはまだ十分に接近できていなかったけれど、僕がコーナーで内側のラインを取っていたんだ。彼が大きく膨らんだように見えたんだけど、その後コーナーを横切って戻ってきたんだ。多分、彼はあそこで僕を見ていなかったんだろうね」

「そのときのダメージでかなりのダウンフォースが失われてしまったんだ。そしてそれによってフロントタイヤをいたわることがすごく難しくなった。かなりアンダーステアが強かったし、タイヤも急速に性能低下を起こしていた。僕が2回ストップから3回ストップに変えたのはそれが理由だったんだ」

「その後、チームが最初のオプションタイヤ(スーパーソフト)のとき、早めにピットに入るよう指示してきた。セーフティカーが導入されると考えたからなんだ。でも、セーフティカーが出てこなかったのには正直言って驚かされたよ。最後のほうではかなり早くバルテリ(ボッタス/ウィリアムズ)をつかまえることができた。でも彼はストレートではかなり速くて、追い抜くことはできなかった」

「もちろん、ニコとのタイトル争いでの差を広げられないようにやれることはすべてやったよ。今は、これ以上はできないくらいに頑張っているし集中もしている。今年のタイトル争いは僕にとってすごく難しいものとなってきているけれど、それは大歓迎さ。そして、これに立ち向かうしかないよ」

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