NEXT...F1開催スケジュール

小林可夢偉「ビアンキに追いつくだけのパフォーマンスはなかった」/ケータハム、F1ドイツGP決勝

2014年07月21日(月)0:30 am

F1ドイツGP決勝を終え、ケータハムの小林可夢偉とマーカス・エリクソンが次のようにコメントした。

■【結果】F1ドイツGP決勝。順位、タイム差など

■小林可夢偉「ピットストップでチルトンをかわせたが、そこまでだった」
決勝/16位
「スタートのとき、出遅れたビアンキ(ジュール・ビアンキ/マルシャ)はなんとか避けることができましたが、ターン1ではチルトン(マックス・チルトン/マルシャ)の後ろになってしまいました。セーフティカーが戻ったときにビアンキに追い抜かれてしまったので、最初のピットストップまで頑張って走ることに集中していました。そのストップではクルーのみんながすごくいい仕事をしてくれて、チルトンの前に出ることができました。そして32周目の2回目のピットストップまでその位置をキープし続けることができました」

「クルマのバランスはまずまずでした。少しばかりアンダーステアがありましたが、スタートのときに履いていたスーパーソフトよりは小さくなっていました。でも、前のクルマをとらえることができるだけのスピードはなかったですね。次のピットインでもみんながまた素晴らしい仕事をして、チルトンとの差をさらに広げることができました。ですから、2セット目のソフトで臨んだ3回目のスティントでは最初の数周はそれほどハードに攻める必要もありませんでした」

「僕はチルトンを引き離し、スーティル(エイドリアン・スーティル/ザウバー)がスピンしたときに最後のピットストップを行い、別のスーパーソフトで最後のスティントに出ました。今日はこの16位というのは精一杯の結果だったと思います。ビアンキをとらえられるだけのパフォーマンスはありませんでした。8月の休みに入る前の最後のレースとなる来週のハンガリー(27日決勝)でまた頑張ります」

■マーカス・エリクソン「ピットレーンスタートとペナルティーで苦しいレースになった」
決勝/18位
「今日はピットレーンからのスタートだったからずっと苦しいレースになった。もちろん1周目のセーフティカーの導入には助けられたけれど、僕は昨夜パワーユニットの修理のためにパルクフェルメ規則を破ったことで、セーフティカーが戻るとすぐに10秒のストップ・アンド・ゴーをしなくてはならなかった。そこからはとにかくレースについていくことだけしかできなかったよ」

「18周目に最初のピットストップを行い、スーパーソフトからソフトに履き替えて第2スティントに向かった。そうしたら、リーダーたちに道を譲るよう青旗が振られる状態になってしまい、そこからまたタイムを失い始めたんだ。前のクルマとの差を縮めるためにできることは何もなかったよ。今日の僕たちが達成できたペースに比較すれば、僕のラップタイムはかなりよかったし、僕は41周目の2回目のストップまでずっと攻め続けたよ。そのときにはそのタイヤセットは終わっていたね」

「スーパーソフトを履いて最後のスティントに臨んだし、チェッカーを受けるまで攻め続けていいと言われたよ。そして前を行くマルシャとのタイム差をいくらか縮めたけれど、あと残り5周ほどになったときに、そのタイヤは完全に摩耗しきってしまったんだ。だからチルトンとの差を縮めることはできなかったし、18位でレースを終えることになった」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック