メルセデスAMGは、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンというドライバーラインアップに非常に満足している。
最近ロズベルグの契約延長が発表され、契約期間は最低でも3年、契約金は従来の倍の5,500万ユーロ(約75億円)と報道されている。これでロズベルグは、ハミルトンと契約金でもほぼ並んだことになる。
「チーム内のバランスが何よりも大切だ」とメルセデスAMGビジネス部門のエグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは語っている。『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙が伝えた。
メルセデスAMGが圧勝している2014年、ロズベルグとハミルトンは公私にわたって激しいチームメートバトルを繰り広げているが、ヴォルフはこの組み合わせに非常に満足しているようだ。
「われわれは意図的に契約の長さを公にしないようにしている」
「だが最良のシナリオでは、みんなでいつまでも共に過ごすよ」とヴォルフは笑顔で話している。
ハミルトンは次のドイツGP(20日決勝)についてロズベルグの「ホームグランプリではない」と話して物議を醸したが、ロズベルグ本人は気にしていない態度を16日(水)に示した。
「インタビュアーが冗談で言い始めたことだ」とロズベルグ。
「そしてチームメート(ハミルトン)はそれに乗った。僕は何の問題も感じていないよ」
「健全なライバル関係だよ。毎戦レースウィークには優勝を争っているけれどね。それこそ、僕がモータースポーツに求めるやりがいなんだ」