NEXT...F1開催スケジュール

小林可夢偉「反撃の準備は整っている」/ケータハム、ドイツGPプレビュー

2014年07月15日(火)20:45 pm

ケータハムの小林可夢偉とマーカス・エリクソンが、ホッケンハイムリンクで行われるF1第10戦ドイツGP(7月20日決勝)に向けて意気込みを語った。

■小林可夢偉「ホッケンハイムは自分にとってホームレースのひとつ」
「夏休みに入る前の2つのレースはドイツとハンガリーです。どちらのサーキットも好きですが、特にホッケンハイムは好きですね。ヨーロッパに来て以来、これまでのキャリアを通じてテストやレースで何度もこのサーキットで走っているんです。ですから、ある意味では僕のホームレースのひとつですよ!」

「ドイツGPは、ホッケンハイムにしろ、ニュルブルクリンクにしろ、常にファンからの素晴らしい応援を受けることができます。まるでシルバーストンみたいですし、特にホッケンハイムの日曜日の雰囲気は素晴らしいです」

「僕たちにとっては、また直接的ライバルへの反撃を目指すレースとなります。シルバーストンではさまざまな理由により、僕たちのクルマのパフォーマンスをフルに発揮することはできませんでした。特に僕は金曜日も土曜日もクルマに問題を抱えていましたからね」

「そして、日曜日にはダウンフォースをかなり失ってしまいました。1周目の事故に巻き込まれるのを避けるためにコース外へ出たことによるものです。それによってラップタイムをかなり犠牲にすることになってしまいました。ですから、週末全体を通じてまともに運転することができていませんでした。でも、すべての問題は解決されたことを示してみせるつもりですし、ドイツやハンガリーで反撃する準備は整っています」

■マーカス・エリクソン「とにかく完走を目指す」
「ドイツはすごく楽しみにしていたレースのひとつだ。サーキットのことはよく知っているよ。GP2でレースをしたことがあるからね。2014年型のF1カーで走るのは素晴らしい挑戦になると思う」

「すごく速い部分もいくつかの低速コーナーがうまく組み合わされているし、そこでは追い抜きも可能だ。それに週末の間中聞こえてくるドイツ人ファンの声援はものすごいんだ! それにスウェーデンのファンも大勢来てくれるレースだし、観客席には母国の旗も見えるから、さらに特別なレースになるよ」

「クルマに乗れば、純粋なレースという観点からは、僕たちにとってはまた挑戦が待つ週末だということは分かっている。でも、チームはイギリスGP後に行われたシルバーストンでの2日間のテストから多くのことを学んだし、それをサーキットで実際に役立てたいと思っている。僕にとって大切なのは週末を通じて多くの走行を行うことだ」

「特に、日曜日にはレースが終わるまでコースに残っていることが必要だ。今年は、レースでは予想もつかないことが起こるのを見てきているし、僕たちにチャンスが生まれる可能性もある。でも、チェッカーフラッグが振られたときにコース上にいなければ、何が起こったとしてもそれを自分たちに有利に生かすことはできないからね。だから、それが一番の目標だよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック