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ロータス「最新のエンジンが役に立つ」/F1ドイツGPプレビュー

2014年07月12日(土)20:20 pm

ロータスのロマン・グロージャンとパストール・マルドナードが、ホッケンハイムリンクで行われるF1第10戦ドイツGP(20日決勝)に向けて意気込みを語った。

■【写真】F1イギリスGP(随時追加)

■ロマン・グロージャン「進歩をはかるいいテストになる」
「ドイツにはいい思い出があるよ。去年のニュルブルクリンクではトップを走って、キミ(ライコネン/フェラーリ)に迫る3位でフィニッシュした。でも、唯一ホッケンハイムで走ったF1レースのほうは、忘れたいものだ。2012年のグランプリで、グリッド降格のペナルティーを受けて、そのあと早いうちにクルマがダメージを負った」

「それでも、コース自体に悪い印象はないよ。2003年にシングルシーターで初めて走ったレースの1つがホッケンハイムだったし、そのあと何年もいろいろなカテゴリーでレースをしてきた。短いレイアウトになって元のホッケンハイムと性格は変わったかもしれないけれど、たいてい追い抜きが多いし、スタジアムセクションの雰囲気は最高だ。このコースもファンが本当に素晴らしくて、このスポーツへの愛情が伝わってくる。また行くのが楽しみだよ」

「僕たちは低速コーナーでのパフォーマンスを改善しようと懸命に取り組んできたから、ホッケンハイムは、どの程度進歩したかをはかるいいテストになるよ。ヘアピンに続く部分以外にストレートと言えるようなものはないから、パワーユニットは最高速より加速重視になるだろうね」

■パストール・マルドナード「最新のエンジンはずっと強力」
「ホッケンハイムは、GP2とF1の両方でレースしたことがある。ここではかなり速かったよ。GP2では優勝した。走るのが楽しいサーキットだから、どんな展開になるかだね。あそこの人たちもすごく好きだ。ファンは最高だし、本当に大勢見にきてくれる。素晴らしい雰囲気だ。特に最後の数コーナーは大きなグランドスタンドがあるからね」

「最後の区間は、たくさんのコーナーが次々と連続するやりがいのある部分で、良くも悪くもすぐタイムに現れる。うまくやれば、前のコーナーから次のコーナーへとスピードをつなげられる。でも、前のコーナーでの小さなミスが次に大きく響くことにもなるんだ」

「僕たちにとっては厳しい週末になる可能性もある。路面の表面がすごく滑らかで、コーナー出口で大きな加速を必要とする低速コーナーがあるし、同時にありったけのパワーが求められるストレートがいくつもある。シルバーストンでのテストで使った最新のエンジンはずっと強力だという手応えがあるから、それが役に立つね」

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