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モンツァで2017年以降もF1GPが開催されるかどうかは主催者次第だとF1のボス

2014年07月08日(火)16:38 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、イタリアのモンツァ・サーキットと新たな契約に「サインする用意がある」ことを明らかにした。

エクレストンは少し前、F1イタリアGPの舞台となっている伝統あるサーキットのモンツァに対し2016年までの契約が満了した以後は、新たな契約を結ばないだろうと発言したことで、モンツァでの開催を望むファンたちの間に大きな不安が広がっていた。エクレストンは、モンツァ・サーキットに対し、現在のテレビ放映上の魅力を増し、観客動員増加につながるような改修をサーキットに施すとともに、開催条件などの見直しに応ずることを求めていると言われている。

現在のF1において、もうひとつの伝統的なサーキットであるシルバーストンでイギリスGP(第9戦)が開催された先週末、エクレストンはモンツァに対する警告を繰り返した。

エクレストンは、イタリアのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し次のように語った。

「合意することができなければ、そこ(モンツァ)でレースが行われることはないだろう」

「主催者たちは何をすべきか分かっている。もし彼らがヨーロッパのほかのレースと同等の条件をのむことができるのであれば、私にもサインする用意はあるんだ」

「我々だってモンツァを失うことを望んでいるわけではない。モンツァをカレンダーから落とそうとしているのではなく、契約が満了を迎えようとしているのであり、まだ(新しい)契約をしていないということだ」

「私は主催者たちと2、3年前から話をし、どういう条件となるかを説明してきている。彼らはそれを受け入れてサインすればいいだけなんだ」

そう語ったエクレストンは、次のように付け加えた。

「私はペンを手にしているよ。必要なのは契約だけだ。それだけのことさ」

モンツァが、エクレストンが提示した新しい条件をのんで、モンツァでのイタリアGPが継続されることになりそうかと尋ねられたエクレストンは、「分からない。本当にね。だが、努力はするよ」と語り、次のように繰り返した。

「我々はモンツァを失いたいわけではないが、ほかのヨーロッパ(のレース)と歩調を合わせてもらうことが必要なんだ」

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