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亡き父をしのんでピンク色のヘルメットで臨むバトン/マクラーレンのイギリスGPプレビュー

2014年07月01日(火)23:02 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンが、シルバーストン・サーキットで行われるF1第9戦イギリスGP(7月6日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ジェンソン・バトン「父がすごく大事にしていたレース」
「サンタンデール・イギリスGPは、F1の中でも特に重要なレースだ。僕たちのスポーツは、大きな部分が、イギリスの技術と情熱、献身に育てられ、発展してきたんだからね。どんなドライバーにとっても自分の母国グランプリはものすごく大事なものだよ。でも、モンツァやモナコのように、シルバーストンは全員にとって特別だ」

「このサーキットの高速コーナーは、必ずしも僕たちのパッケージに合ってはいない。でも、常にクルマに改良を加え続けているし、風洞とコースの相関性がすごく良くなってきているんだ。継続中の開発プログラムにとって心強いよ」

「最後に、個人的な話になるけれど、このレースは僕にとって特別なものになる。父がいつもすごく大事にしていたレースだからだ。このレースウィークには、特別なピンクのヘルメットをかぶる。父の思い出をしのんで、日曜に何かピンク色のものを身につけて来ようという#pinkforpapa(パパのためにピンク色を)の活動に、ぜひ賛同してほしいと思っている。今年、父はいないけれど、いつも僕たちの心の中にいる。父が、日曜日に幸運をもたらしてくれるといいね」

■ケビン・マグヌッセン「50回目のイギリスGPにイギリスチームから出られて光栄」
「シルバーストンは、去年の若手ドライバーテストで走ったから、もうかなりよく分かっているサーキットだ。素晴らしいコースだよ。高速の流れるようなコーナーがたくさんあって、すごく楽しい。そういう全力を傾ける必要のあるコーナーがあるから、最後のコンマ数秒をクルマから絞り出すのは本当に大変だ」

「僕にとってこのレースウィークは特に大事なものだ。チームのホームレースだからね。ホームのファンの前でいいレースをしようというプレッシャーがある。それに、僕たちのクルマをグリッドにつけるために懸命に働いている大勢のスタッフの家族も来る。このレースが僕たちのパッケージに最適でないことは分かっているけれど、今週末はスタッフの努力に少しでも報いることができればと願っているよ」

「シルバーストンでのレースは特別なものになる。F1でもとくに歴史豊かなサーキットだ。世界選手権が始まった場所だし、僕もこのレースを見て育った。いまだに過去とのつながりを強く感じられる場所なんだ。今週末、シルバーストンの50回目のグランプリを、イギリスのチームでレースできるなんて、光栄なことだよ。それを記念するような何かちょっと特別なことができるといいね」

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