マクラーレンは29日(木)、一部で報じられたホンダによる買収のうわさを否定した。それによると、ホンダ側がマクラーレンに対し、買収計画はないことを伝えてきたという。
27日(火)にドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』が、日本からのうわさとして、2015年からマクラーレンへワークスエンジンを支給することになっているホンダが、現在バーレーン王国の国営ファンドであるマムタラカトが保有しているマクラーレンの株式50%を買収しようと計画しているようだと報じた。
当初、マクラーレンの関係者はそのうわさに関し、株式の移動についてはいかなる場合であってもマクラーレンの共同オーナーであるロン・デニスとマンスール・オジェの合意なくしては行えないとし、それを否定していた。
そして、マクラーレンの広報担当者は29日(木)に公式に次のように語った。
「最近メディアが報じた内容について、ホンダ側から我々のもとへ、マクラーレンを買収する意図はないと伝えてきた」
「ホンダの関心は、新たなF1パワーユニット開発のみに向けられている」と広報担当者は付け加えている。