F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、F1フランスGPの復活に関し、明確に「ノー」と答えた。
先週、かつてフランスGPを開催していたマニ-クール・サーキットの責任者であるセルジュ・ソルニエが、『Infosport(アンフォスポール)』に対し、「今後数週間のうちに何人かの人々の意思が確認できれば、(F1開催復活に)非常に近づくだろう」と語っていた。
ソルニエは、パリから250kmほど離れた郊外に位置するマニ-クールで2008年に開催されたのを最後にF1カレンダーから消えているフランスGPが、来年から復活することになるだろうとし、「我々はFOMとの交渉を続けているよ」と付け加えていた。
FOMとはF1最高責任者であるバーニー・エクレストンが率い、F1の商業権を管理しているフォーミュラ・ワン・マネジメントのことだ。
だが、モナコGP(第6戦)が開催された先週末のモナコに姿を現したエクレストンは、こうしたフランスからの報道内容に関して「ノー」と答え、フランスGP復活の可能性を否定した。
エクレストンは、『Reuters(ロイター通信)』に次のように付け加えた。
「彼らはそれを求めてくるだろう。だが、我々がそれに対応できるとは思わない」