アロンソ「モナコではこれまでとは違う筋書きが用意されるだろう」
フェラーリのフェルナンド・アロンソが、モンテカルロ市街地コースで行われるF1第6戦モナコGP（25日決勝）に向けて意気込みを語った。
フェルナンド・アロンソ
「僕たちは現時点でいくつかの問題を抱えている。でも、ここでいいトラクション（加速力）が得られればいいだろうね。最近の何年かは最高のトラクションが得られていたわけではなかったけれど、それでも僕たちはモナコではうまくやることができていたし、何度か表彰台にも上っている。今週末も上位争いができるだけの競争力を持てて、ポイントもたくさん取れることを期待しているよ」
「トラクションについては、今週末は誰にとっても疑問符がつくところじゃないかな。今年のクルマはこれまでかなり運転が難しかったし、ここはところどころ危険が伴う場所を含む独特なレイアウトを持った、すごく特別なサーキットだからね。どのチームがクルマをうまくこのサーキットに対応させることができるか、様子をみないとならないよ。前にも言ったように、改良パーツでコンマ2秒ほど縮めることができるとしても、ここではいいセットアップを見つけることのほうが重要なんだ。そうすれば自分のクルマに自信が持てるようになる」
「モナコでは間違いなく、これまでとは違う筋書きが用意されるだろうし、これまでメルセデスAMGが強さを見せてきたほかのレースに比べれば、僕たちにも少しチャンスが出てくるんじゃないかな。でも、彼らがここでも優勝候補の筆頭であることは間違いないよ。ここではクルマのパフォーマンスがそれほど重要ではないにせよ、それでもクルマは最大の要素だからね。でも、ここは間違いなく何かが起こるサーキットだ」
「僕たちにはクルマを改良できる能力があるのは確かだ。だから、大きな差がある部分でうまく改善できさえすれば、いいレースをすることができるし、いい結果も期待できるよ」
