フランスのマニ-クール・サーキットの責任者が、同サーキットが来年のF1カレンダーに復帰するまで、もうあとわずかのところまで来ていると語った。
「今後数週間のうちに何人かの人々の意思が確認できれば、(F1開催に)非常に近づくだろう」
フランスのほぼ中央に位置し、パリから250kmほど離れたところにあるマニ-クール・サーキットの責任者セルジュ・ソルニエは、フランスの『Infosport(アンフォスポール)』にそう語っている。
フランスでは、このマニ-クールで2008年に行ったレースを最後に、その後F1レースは開催されていない。
ソルニエは、さらに続けた。
「我々はFOMとの交渉を続けているよ」
FOMとはF1最高責任者であるバーニー・エクレストンが率い、F1の商業権を管理しているフォーミュラ・ワン・マネジメントのことだ。
「我々は2015年にレース日程を組む候補となっている。だが、現時点では何も契約はされていない」と語ったソルニエは、レース開催権料で貢献するよう求められていると明かしている。
「期待しているよ」、とソルニエは続けた。
「我々はすでに3年以上にわたってこれに取り組んできているし、少しずつだが、確実に進展しているよ。そして、この契約にサインすべきときが来たと感じている」
「夏を迎える前には契約を済ませたいと思っているし、そうできることを望んでいる」とソルニエは締めくくっている。