レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、モンテカルロ市街地コースで行われるF1第6戦モナコGP(25日決勝)に向けて意気込みを語った。
セバスチャン・ベッテル
「モナコは特に大好きなコース。まさにチャレンジという言葉がぴったりだ。1つのミスも許されない。簡単にガードレールにクラッシュしてしまうからね。追い抜くのは、ものすごいリスクを背負わない限り不可能だ。追い抜きに最適なのは、ハーバーシケインの手前。狭いトンネルから時速300kmで飛び出して、1速に落とすシケインまで競り合っていく」
「それ以外、モナコではとにかく辛抱が必要だ。そして信頼性が完ぺきであることを祈るしかない。サスペンションと駆動系に大きな負荷がかかるからね。デコボコしていて、ジェットコースターのようなとんでもないサーキットだ。本当にものすごいよ。一番いい状況は、予選をうまくやって最前列からスタートすること」
「モナコには、チームとの素晴らしい思い出がいくつかある。みんながプールに飛び込んで、ある年にはマークと僕が海に飛び込んだこともあった。モナコは本当に特別だ。このレースでは、エナジーステーション(レッドブルのモーターホーム)の外側の部分がいつもより大きくて、海の上に浮かんでいるんだ。本当にすごいイベントだよ」