ベッテル「そのうちメルセデスAMGを苦しめられるようになる」
バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催中のF1第5戦スペインGP、決勝を終えたセバスチャン・ベッテル（レッドブル）は次のようにコメントした。
■セバスチャン・ベッテル（決勝4位）
「結局のところ、あれが今日の僕たちにできる最大のことだったね。スタートはあまりよくなくて順位を落としてしまった。でもそこから1周目が終わるまでにまた順位を取り戻すことができた。後ろのほうからスタートするのは難しいものだよ。1周目はすごく忙しかった」
「それからはまるで電車みたいにつながって走ることになった。そのときは自分がどれだけ順位を上げられるか分からなかったし、自分がどれだけ速いのかも分からなかった。でも、ピットインして硬めのタイヤに履き替えたら、前のクルマに食らいついて、彼らをとらえることもできるようになった。僕たちには速さがあるということが分かったと思うし、昨日2セットの新品タイヤを温存できていたから、そこからさらに順位を上げていくことができたよ！」
「すごく楽しめたし、4位というのは今日獲得できる最高の結果だったと思うよ。ダニエル（リカルド／チームメート）も今日はいいレースをしたし、チームとしてみれば、今日3位と4位になれたのはよかったと思う」
「メルセデスAMGはすごく速いね。彼らにはとてつもないエンジン、すごくいい2人のドライバー、とてもいいクルマ、そして素晴らしいチームがある。彼らがいい仕事をしているわけだから、彼らがどれだけ圧倒的な強さを見せているからといって、それに文句を言ったり嘆いたりするのは間違っているよ。彼らが冬の間に誰よりもいい仕事をしたということだし、現在の位置は彼らにふさわしいものだよ」
「僕たちからすれば、すぐにでも彼らを苦しめてやりたいと思っているよ。それが僕たちの原動力になる。そのうち追いつけると期待しているし、さっきも言ったように互角の戦いができるようになると思う」
