ハミルトンが4連勝、小林可夢偉はリタイアに終わる／F1スペインGP決勝
2014年F1第5戦スペインGPが5月11日（日）、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット（1周／4.655km）で3日目を迎え、現地時間14時（日本時間21時）から行われた決勝でルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）が優勝した。今季4回目、通算26回目。小林可夢偉（ケータハム）はリタイアに終わった。
スタートではメルセデスAMG勢が順位を守り、ハミルトンがその後も安定した走行を展開。2番手からスタートしたチームメートのニコ・ロズベルグはハミルトンとは違うタイヤ戦略をとり、レース終盤には1秒以内にまで追い上げるが、結局とらえるところにまでは至らず、ハミルトンが先頭でチェッカーを受け、スペインでの初優勝を遂げた。ロズベルグは2位に終わり、これによりドライバーランキング首位の座はハミルトンに移った。
3位にはダニエル・リカルド（レッドブル）が入り、15番手からスタートしたセバスチャン・ベッテル（レッドブル）が3回ストップ作戦を成功させてそれに次ぐ4位となっている。
5位から10位までの結果は次のとおり。
5位バルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）、6位フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、7位キミ・ライコネン（フェラーリ）、8位ロマン・グロージャン（ロータス）、9位セルジオ・ペレス（フォース・インディア）、10位ニコ・ヒュルケンベルグ（フォース・インディア）。
20番手からスタートした小林可夢偉（ケータハム）は、スタートで順位を上げ、一時は17番手を走行するも、クルマは安定せず、順位を下げて苦しいレースが続いた。結局レースが後半に入ったときにブレーキにトラブルが発生し、そこでリタイアとなっている。
次戦、2014年F1第6戦モナコGPは、5月22日（木）現地時間10時（日本時間17時）に開幕。決勝は5月25日（日）現地時間14時（日本時間21時）にスタートする。
