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フェラーリ、さらなるチーム改造

2014年04月25日(金)0:44 am

フェラーリ本社がF1チーム代表のステファノ・ドメニカリ辞職に込めたメッセージ、それは「より努力せよ」だ。

シーズン序盤でいきなりつまづいたイタリアの名門チーム。長年在籍したドメニカリが第3戦バーレーンGPから第4戦中国GPのあいだに代表の座を去って替わりにやってきたのは、F1界でまったく無名のマルコ・マティアッチだった。

フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロによると、本拠地マラネロは上層部の人事異動のみならず舞台裏で大きく変化しているという。

フェラーリ公式ウェブサイトに掲載されたモンテゼモーロの言葉を借りると、「マティアッチと彼のスタッフ」は、「ジェスティオーネ・スポルティーヴァ(フェラーリ社F1部門)の業務に一層の努力を払う」必要に迫られている。

さらにウェブサイトの記事を引用しよう。「とにかく有言実行。決定のプロセスをよりスピーディーにすれば仕事の効率は増し、技術陣もリアルタイムで開発の方向性を定めることができる」

モンテゼモーロは先週、よりF1チームの運営に関与すると言明。「早急に、(チームの)テコ入れをしなければならない。内部の風通しを良くしよう。中途半端な仕事と官僚主義を排除、チームに柔軟性をもたらし、効率化を進めよう」と、フェラーリは綴っている。

さらに同じ記事で、次のように述べる。「今季型(マシン)F14 T性能向上の鍵を握るエリアを強化しようと、外部の助言や人の出入りを削減した」

チームのサプライヤーに対しても「パーツの納品日数」を縮め、「いかなる部品も到着までの待ち時間を減らす」よう求めている。

ドイツ語の情報サイト『Speedweek(スピードウィーク)』は、来月の第5戦スペインGPに向けてメルセデスAMG流の短かいフロントノーズ導入を計画していると、フェラーリの動向を報じている。

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