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フォース・インディア、車体から冠スポンサーのロゴ消滅

フォース・インディアは、チームの冠スポンサーであるサハラとの関係解消を否定した。

サハラはスブラタ・ロイという人物が率いるインド系の複合企業だが、ロイ氏は投資家に巨額の払戻金を返さなかった疑いで、現在、収監されている。

会社のトップが拘束されたままでは資金調達が難しいとしてサハラ・グループはロイ氏の釈放を要求していたが、最高裁は9日（水）、これを拒否した。

インドからの報道では、サハラの弁護士は法廷に対し、「ロイ氏を牢屋に入れたのは、そうすることで金を工面したかったからだ」「ところが、かえって金は集まらなくなっている」と述べたという。

同じ日、バーレーンではF1第3戦直後の合同テストが行われていたが、従来フォース・インディアの車体側面にあった「サハラ」の大きなロゴは消された状態だった。

それでもチームは、真っ黒のサイドポッドは「開発中のパーツ」で、単にそれをテストしていただけと主張している。

「サハラのロゴは、次の第4戦中国GPでいつもと同じ場所に貼られる」と、チームの広報はドイツ『Speedweek（スピードウィーク）』に語った。