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エリクソン「わずかな差が大きな違いを生むと気付かされた」

2014年03月31日(月)1:32 am

セパン・インターナショナル・サーキットで行われたF1第2戦マレーシアGP、決勝を終えたマーカス・エリクソン(ケータハム)は次のようにコメントした。

【結果】F1マレーシアGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数

■マーカス・エリクソン(決勝14位)
「まず、昨日の事故のあとで僕のクルマを賢明な作業で修理してくれたガレージのみんなにお礼を言いたい。夕べは少し気分が落ち込んでいたけれど、初めて14位で完走でき、チーム別ランキングでチームを10番手に押し上げることの手伝いができた。これは、僕にとってもケータハムの全員にとってもすごくうれしいことだよ。

「あれ以上のいいスタートは切れなかっただろうね。僕は2台のマルシャを追い抜いた。そして可夢偉(チームメート)と同じように1周目の終わりには5つも順位を上げて17番手にいたんだ。僕はすぐにいいリズムに乗れたし、チームメートのペースに合わせていた。でも、最初のスティントで10周目あたりに差し掛かったころからリアのグリップに問題を抱え始めてしまったんだ。そのせいで少しタイムを失ってしまった。11周目に最初のピットインを行ったんだけど、止まっているときに問題が起こってしまい、チルトン(マックス・チルトン/マルシャ)とベルニュ(ジャン-エリック・ベルニュ/トロロッソ)の後ろでコースに戻ることになってしまった」

「第2スティントは本当によかったよ。正直、ちょっと驚いたよ。だってライコネンと戦っていたんだからね。でも、彼とベルニュは2回ほど僕を追い抜こうと仕掛けてきたけれど、それを防ぐことができたよ。それから、僕はチルトンを追いかけた。僕たちは、26周目に新しいオプションタイヤに交換するために同時にピットインしたんだ。そこで僕が彼の前に出ることができて、それからは彼を引き離すことに集中したよ」

「僕は、プライムタイヤに交換するために3回目のストップをした後もチルトンの前にいた。そこからは、ただクルマを無事にゴールさせたいと思っていたよ。ずっと問題はなかったんだけど、最後の数周というところでパワーが失われ始めたんだ。そしてゴールラインにたどり着いたときにはわずかにマルシャよりも前だった。彼はERS(エネルギー回生システム)を使ってほとんど僕をとらえようというところまで来ていたよ。でも、0.1秒の差で14位になれた。それによって僕たちが(チーム別ランキング)で10番手に上がることができたんだ。だからなんとかこらえることができて本当にうれしいよ。あのわずかな差というものは、こういうレベルの戦いにおいてはすべての小さなことが大切なんだってことを気付かせてくれるよ。ほんのわずかな差によって、大きな違いを生むことができるだ」

「厳しい週末だった。誰にとっても本当に厳しいものだったよ。でも、僕たちにはもっと先進させるべきもの、そして守るべきものがあるということを認識してバーレーンに向かうことになる。それはとても前向きなことだし、数日後には再びクルマに乗って最初からスタートできるのを楽しみにしているよ」

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