フォース・インディアのセルジオ・ペレスが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP(3月30日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:セルジオ、メルボルンではオープニングラップにパンクを喫する不運な面がありました。レースをどのように総括しますか?
ペレス:あれはほんとうに残念だった。好スタートを切って最初の数コーナーは素晴らしかったんだ。なにしろ10番手まで巻き返したからね。ところが(エステバン)グティエレスが後輪をロックさせながら突然、突っ込んできたんだ。バックミラーでは彼を視認できていたんだけど、僕はすでにコーナーに進入していた。当てられたと思ったときには、もう何もすることができなかったよ。パンクしてピットに向かうしかなかった。
Q:その後、レースはどんな展開でしたか?
ペレス:セーフティカーに助けられて順位をいくつかばん回できたが、エイドリアン(スーティル)の後方に甘んじる時間が一番の問題だった。あれでかなり損をしたよ。もっと多くのポイントを獲得できる速さがマシンにあったのに、後方からの追い上げがハンディになったんだ。
Q:新車VJM07の実力をどう判断しますか?
ペレス:まず、チームとして正しい方向に進んでいるとは思う。オーストラリアGPではいくつも明るい材料を見いだしたよ。シーズン最初のレースだったし、他チームと同じく僕らも新車について、まだまだ多くを学んでいる最中だ。良い兆候は見えているし多くのデータを集めることができたから、マレーシアGPを皮切りに今後数戦に生かしたい。
Q:今週末のマレーシアGPに向けて期待のほどは?
ペレス:マレーシアGPは僕らにとってとても良いレースになる可能性を秘めていると信じる。どれだけやれるか、見ていてよ。メルボルンは、僕らにとって難しいレースだったんだ。セパンはもっと気温が高いし、どのマシンもリアタイヤの性能低下がより大きいから、僕らの競争力がより増してもおかしくない。マレーシアGPが待ち遠しいね。オーストラリアで成し遂げられなかった分の得点を取り戻したい。セパンには良い思い出がある。過去の成績に上積みができたらいいね。