セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は父親になったことについて認めることもコメントすることも拒んでいる。
ベッテルは、昨年末にパートナーのハンナ・プラタ-が妊娠していることは認めており、第一子が1月にスイスの病院で生まれたと報道されている。女の子と言われているが、名前などは公表されていない。
ドイツ紙『Welt am Sonntag(ヴェルト・アム・ゾンターク)』のインタビューでも、ベッテルは子どもについて話したがらず、こう強調した。「今も話すつもりはないよ」
「プライベートはプライベートだ」
F1開幕戦オーストラリアGPが開催されるメルボルンで11日(火)、ベッテルはレッドブルの2014年型車に「スージー」という名前を付けた。これが生まれた娘の名前なのではないかと考えた者もいるが、ドイツ紙『Bild(ビルト)』は「違う」と伝えている。
プライバシーをかたくなに守るベッテルだが、それがマーケット価値にも反映しているかもしれない。今週、スポーツに関する調査会社のレピュコムが発表したF1ドライバーの商業的価値ランキングによると、トップはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、2位がルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3位がフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)で、4年連続チャンピオンにもかかわらず、ベッテルはそれに次ぐ4位にとどまっている。