メルセデスAMGの非常勤会長ニキ・ラウダは、10月のF1ロシアGPボイコットを否定した。
ウクライナ情勢が緊迫し、クリミア半島でのロシア軍の活動に対して国際的な非難が高まるなか、プーチン大統領の後援で今年から新たに開催されるロシアGPをボイコットすべきだという意見もある。
こうした中でロシアのプーチン大統領は、F1最高責任者バーニー・エクレストンとソチで会談し、F1開催は成功裏に終わったソチ五輪に続いて「さらに明るく素晴らしいもの」だと語った。
ロシアに対する制裁としてロシアGPをボイコットすべきかと聞かれたラウダは、次のように答えている。「それはまったく無意味だ」
「多くの責任者がレースをすると決めた」とラウダはドイツのテレビ局『RTL』に語った。「従って我々には義務がある。それはバーニー・エクレストンやFIAも同じだ」