ケータハムの小林可夢偉が、アルバート・パークで行われるF1第1戦オーストラリアGP(3月16日決勝)に向けて意気込みを語った。
小林可夢偉
「メルボルンでシーズンが始まりますが、F1のレースに戻れるんだという興奮を抑えきれない気持ちです。前回メルボルンでレースをしたとき(2012年ザウバーで)は6位でした。今年それは現実的な目標とは言えませんが、レースはすごく面白いものになると思います。多くのチームに信頼性の問題が出る可能性もあります。もちろん僕たちにもその可能性はありますが、テストの最後には信頼性もまあまあで、いくつかのチームよりは明らかに良かったと思います。それがメルボルンの日曜にすごく重要になるかもしれません」
「これがF1の復帰初戦ですが、それをケータハムで迎えられたことを本当にうれしく思います。チームは、2014年を良いものにしようとほかのどのチームにも負けないくらい努力していると保証できますし、成功を目指す決意の固さを本当に強く感じています。リーフィールドの本拠地にはとても良い基盤があり、いい1年にできない理由はありません。それに、シーズン中にクルマを改良していく計画もできています」
「僕たちの実力がどのあたりなのか正確なところはまだ分かりません。テスト中はほかのチームのやっていることが分かりませんし、バーレーンではきちんとした予選シミュレーションができなかったためでもあります。オーストラリアには、フロントウイングの改良など新しいパーツもいくつかあるので、それを金曜と土曜の午前中に試して、予選が終わる土曜日には自分たちの位置もよりはっきりしてくると思います」