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エリクソン「デビューシーズンにすごくワクワクしている」

2014年03月10日(月)16:32 pm

ケータハムのマーカス・エリクソンが、アルバート・パークで行われるF1第1戦オーストラリアGP(3月16日決勝)に向けて意気込みを語った。

マーカス・エリクソン
「オーストラリアでの開幕が本当に待ちきれないよ。F1の正ドライバーとして迎える初めてのレースウィークだ。自分のF1デビューシーズンがいよいよ始まるんだとすごくワクワクしている。しかも、オーストラリアはF1の歴史も長いし、すごく情熱的なファンが大勢いる国だから、最高だろうね。レースを始めて以来、ずっとこのチャンスをつかむために努力してきたんだ。それがついに現実のものになる。応援してきてくれた人たちやチャンスを与えてくれたチームのおかげだ」

「僕たちはできる限りの準備をしてきた。でも正直言って、デビュー戦のグリッドについてシグナルが消える瞬間、クルマの中で味わう感動については、準備なんてできるものじゃないと思う。ただ、それは一瞬で消えるだろうね。レースに臨む準備はちゃんとできているよ」

「シーズン前のテストは大変なものだった。でも、テストの最後までには予定していた大半のことを済ませることができたから、メルボルンで驚くことはあまり多くないはずだ。最後にはルノーユーザーの中で僕たちが一番信頼性のあるチームだった。レースシミュレーションも、フォーメーションラップからスタートやピットストップまで含めて行ったし、2回のバーレーンテストであれだけ走行距離を稼げたから、やれるだけの準備はできているよ。バーレーンを離れてからも、ファクトリーに戻ってシミュレーターでメルボルンのコースを走り込んでいる。だから現地でも1周か2周でスピードにのっていけるはずだ」

「テストが終わって以来、オーストラリアで何が起きるのかといろいろ言われているけれど、実際にコースに出るまで予測は不可能だ。テスト最後の2日間は完全に力を出し切っての走行ができなかった。僕はスーパーソフトで初めて走ったから、経験を積めばもっとタイヤを使いこなせるはずだし、(小林)可夢偉はクラッチのトラブルでスーパーソフトをちゃんと試すことができなかった。だから、僕たちの速さがほかと比べてどの程度なのかが本当に分かるのは予選になるだろうね」

「今分かっているのは、決勝で燃料とエネルギー回生システムについての戦略が厳しいものになるということ。だから、ルノーと一緒にその点についてテストでしっかり取り組めて良かったよ。ファンに取ってはややこしいかもしれないね。去年前半にドライバーがタイヤをいたわっていたころとちょっと似ている。でも、チェッカーフラッグが振られるときには、すべてが明らかになるはずだ」

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