かつてシトロエンとプジョーのラリーチームを率いたことがあるオリビエ・ケスネルは、ロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスが、同チームの新たな代表就任を打診してきたと認めた。
ロータスでは、チーム代表であったエリック・ブーリエが1月末に突然辞任してマクラーレンに移籍したことから、新たにチーム代表候補者との交渉を行っていると伝えられている。だが、64歳となるケスネルは、『L’Equipe(レキップ)』に対し、実際に初めてロータスからの接触があったのは今から「4年」も前のことだったと語り、次のように続けた。
「興味がないふりをするつもりはないよ。私が理解している範囲では、私も含む候補者リストがある」
さらに、ケスネルはフランスの『RMC Sport(RMCスポール)』にも、ロペスとの交渉は現在進行中だと認め、次のように述べた。
「彼のことはよく知っている。我々は話し合いを持ったし、実際、F1チームのことについて話をしたよ」
「ロータスは素晴らしいチームだ。現時点で私はオーク・レーシング(WEC/世界耐久選手権)に所属しているし、いつもように自分の仕事を続けている」
「ジェラルドは、私がどこにいるかを知っているし、彼が決断を下したときには私に電話をかけてくるだろう」とケスネルは語った。