2013年F1シーズンのグリッドに並んだマシンの中で、最も信頼性が高かったのはフェラーリだったことが分かった。なんとフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの両ドライバーは、大きな故障に見舞われなかったのだ。
この事実は、ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』の調べによるものだが、レース中の3件のクラッシュのために、フェラーリのシーズン通算周回数はトップではなかった。
周回数ではトップどころか、マクラーレン、レッドブル、メルセデスAMG、さらにウィリアムズに続く5位だった。しかし、これら周回数で上位のチームは無故障のフェラーリとは対照に、すべて複数回のトラブルによるリタイアを経験している。
逆に最も信頼性の低かったチームはというと、競争力は高かったもののクラッシュによる7回のリタイアと、5件のトラブルが発生したロータスだった。そして、ケータハムとフォース・インディアがその後に続いた。