ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

ロータスの希望は? マルドナードかヒュルケンベルグか

2013年11月19日(火)12:05 pm

ロータスは、クァンタムと呼ばれる投資家集団による出資契約が完了するまで、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)がもう少し待ってくれることを期待しつつ、彼のためにシートを空けたままにしている。

F1第18戦アメリカGPが開催されたオースティンにおいて、パストール・マルドナードが今シーズン限りで離脱が決まったウィリアムズに対して不満をぶつけたが、それはマルドナードがすでに2014年はロータスへ移籍することに合意しているのではないかとのうわさと結び付けて考えられていた。

事実、ロータスではマルドナードとの交渉も行ってきている。だが、1年につき約4,000万ユーロ(約54億円)を持ち込むと言われるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)をスポンサーに持つマルドナードは、ロータスとクァンタムの契約が不調に終わった場合の予備候補であることもまたはっきりしている。

だが、本当にクァンタムがロータスに出資すると信じている関係者はほとんどいない。

ヒュルケンベルグは、「彼(クァンタム代表のマンスール・イジャス)は、ほかのみんなに話したことと同じことを僕に言ったよ」と語った。

ヒュルケンベルグは、来季フェラーリへ移籍が決まっているキミ・ライコネン(ロータス)の後任ドライバー候補ナンバーワンであることは間違いないのだが、大きなスポンサーを持っていないヒュルケンベルグがロータスのシートを確保できるのは、クァンタムからの資金がロータスに支払われたときだけだ。

ヒュルケンベルグも、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、多くのF1関係者同様、そのことについてはもはや「懐疑的」だと認めている。

ヒュルケンベルグのマネジャーであるヴェルナー・ハインツが、必死になってヒュルケンベルグのための予備候補とすべくフォース・インディアやザウバーと交渉していると報道されているのはそのためだ。

しかし、ロータスのチーム代表であるエリック・ブーリエは、自分としてはマルドナードよりもヒュルケンベルグと契約したいと思っていると認め、次のように語った。

「彼はうちへ来たがっていると思っている。そして、われわれも彼のことを気に入っている」

「グロージャン(ロマン・グロージャン/ロータス)とヒュルケンベルグは、F1でも最高のドライバーラインアップになるだろうね。そして財政的な面からみても魅力的だ」

だが、そのブーリエも、ヒュルケンベルグがそれほど長くは待てないであろうことも理解している。

「そうだね」、と答えたブーリエは次のように続けた。

「ウィリアムズにいたときに苦い経験をしたことがあるから、また同じような状況になることは望んでいないと思うよ」

「だから、もし彼がどこかほかのチームと契約しても、責めるわけにはいかない。そうなったとしても、彼やわれわれにとって単にタイミングが悪かったということだけだよ」

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