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ロータス、ライコネンの代役にコバライネン起用を発表へ

2013年11月14日(木)11:31 am

腰の手術で2013年F1終盤2戦を欠場するキミ・ライコネンに替わって、ヘイキ・コバライネンがロータスに乗るようだ。近いうちにチームから発表される見込みになっている。

ロータスは、もともとニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)にオファーを出したとされているが、ヒュルケンベルグ側はこれを断った。

ロータスには昨年のGP2王者ダビデ・バルセッキという控えドライバーがいるが、即戦力とみられていないのは明らかである。コンストラクターズ選手権の賞金が掛かっているロータスは、ライコネンが抜けたからといって戦いをあきらめるわけにはいかない。そこでコバライネンに白羽の矢が立ったわけだ。

チーム代表のエリック・ブーリエはイタリアのF1サイト『blogf1.it』にこう話す。「我々はもっかF1コンストラクターズ選手権3位をめざして戦っている。我々にはポイント争いに慣れた経験豊かなドライバーが必要だ」

「ダビデがこの仕事に向いていないとはいわない。これまで素晴らしい仕事をしてきたし、彼には満足している。ところが、いかんせん経験が足らないのだ」

チームの内部事情を知る者の話として『blogf1.com』は、2013年残り2戦、ライコネンの代役にコバライネンの名が間もなくロータスから発表されるとしている。

コバライネンは、まだルノーと呼ばれていた時代の同チームで走ったことがある。またマクラーレンでは優勝も果たしている。今年はケータハムの控えドライバーとして金曜日のフリー走行に参加、2013年型のマシンとタイヤを経験済みだ。なお、2010年から2012年にかけてはケータハムでF1を戦っていた。

「ヘイキはまさにこのチャンスを狙っていたんだ」とフィンランド『MTV3』に話すのは、元F1ドライバーのミカ・サロ。「私がチーム代表だったら、バルセッキよりコバライネンを選ぶだろう」と言うサロだった。

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