フェリペ・マッサ(フェラーリ)が、ウィリアムズと交渉中であることを認めた。
マッサについては、2014年からの5年契約をウィリアムズと結んだとブラジルのメディアが報道。現ドライバーであるパストール・マルドナードに代わっての加入とのことだった。
マルドナードを支援するベネズエラの石油企業PDVSAが2015年まで結んでいるウィリアムズとの契約を解除しようとしているとも言われる一方、マッサのウィリアムズ加入をブラジルの石油企業ペトロブラスが支援しているとの情報もある。ペトロブラスは、以前にウィリアムズのスポンサーだったこともある。
マッサ本人は、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ次のようにコメントしている。
「そのことについて話すには、まだ早すぎるよ」
「たくさんのチームと話をしている。ウィリアムズもその1つだ」
さらにマッサは、ペイドライバーになるつもりはないという主張をインドGPのパドックで繰り返した。
「走るためにお金を払うことはしない。もしどこかのチームが僕を欲しがるとしたら、それは僕のパフォーマンスと経験を求めてのことだ」
「どこかのチームへ行って“スポンサーはいるから、乗せてくれるかい? ”なんて言うつもりはない」
「まずは契約したい。その後に加わりたいスポンサーがいれば、僕もチームの手助けをするよ。チームの予算が増えれば、僕にとっても良いことだからね」