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インディカー、アンドレッティ・オートスポーツが来季ホンダエンジンに変更

2013年10月21日(月)12:40 pm

インディカー・シリーズのアンドレッティ・オートスポーツが2014年から再びホンダエンジンの供給を受けることになった。契約は複数年だとされる。

アンドレッティ・オートスポーツでは2012年シーズンからシボレーエンジンを搭載しており、2012年はライアン・ハンターレイによって年間タイトルを獲得していた。

チーム代表のマイケル・アンドレッティは、次のように語った。

「再びホンダと働けることを楽しみにしている。われわれにとっては家に戻るような感じだ。また共に素晴らしい成功を収められることを信じている」

また、シボレーのモータースポーツ担当副社長であるジム・キャンベルも次のように語った。

「マイケル・アンドレッティとアンドレッティ・オートスポーツに対し、2012年から2013年にかけてインディカー・シリーズにおける協力関係に感謝したい。アンドレッティ・オートスポーツのドライバーに対しても彼らがコース上で達成してくれたことに感謝したい。そのおかげでシボレーが2012年のマニュファクチャラー・タイトルを獲得できた」

「彼らの健闘を祈るとともに、今後は熱い戦いを繰り広げることを楽しみにしている」

シボレーがエンジンサプライヤーとして参戦開始した2012年にシボレーエンジンにスイッチしていたアンドレッティ・オートスポーツだが、それまではホンダエンジンによって、2004年にトニー・カナーンが、2005年にはダン・ウェルドンが、2007年にはダリオ・フランキッティがタイトルを獲得するとともに、2005年と2007年にはウェルドンとフランキッティによりインディ500でも勝利を飾っていた。

2003年のチーム結成以来、アンドレッティ・オートスポーツはインディカーで48勝を挙げているが、そのうち39勝がホンダエンジンでのものだ。2014年からは、ホンダとシボレーはともにガソリンとエタノールの混合燃料であるE85を使用する2.2リッターV6ツインターボエンジンをインディカーに供給することになっている。

ホンダのパフォーマンス開発担当副社長であるアート・サンシールは次のように語った。

「マイケル・アンドレッティと、彼のアンドレッティ・オートスポーツが再びホンダ・レーシングのファミリーに戻ってきてくれることを非常にうれしく思っている」

「アンドレッティのチームは、かつてのインディカーでのマニュファクチャラー・タイトル争いにおいてホンダが成功を果たす上で大きな役割を演じてくれた。今後、これまでの素晴らしい記録の上に、さらなる勝利とタイトルを積み重ねてゆくことを楽しみにしている」

ホンダは、1994年以来ずっと北米のフォーミュラカー・レースにエンジンの供給を続けており、現在のインディカー・シリーズにおいても2003年にシリーズに加わって以来、単独のエンジンサプライヤー時代は言うに及ばず、シボレーが参戦してからも、その発展に向けて積極的役割を演じてきた。

現在のインディカー・シリーズにおけるホンダの初勝利は、アンドレッティ・オートスポーツのカナーンが2003年にフェニックス・インターナショナル・レースウェイであげたものだった。

ホンダは2006年にインディカー・シリーズの単独エンジンサプライヤーとなり、その後2011年まで、33台で戦われるインディ500をはじめ、すべてのレースですべてのチームにエンジン供給を行ってきていた。

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