鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4位、フェリペ・マッサは10位だった。
【結果】F1日本GP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ(4位)
「今日は4位が限界だったね。僕の前にいた3台は手が届かないところにいたし、スタート順位やフリー走行での成り行きを考えれば、僕としては満足だよ。いろんなことが起こったレースだったし、ほかのクルマがいる集団の中でもがいていたにせよ、韓国(第14戦)のときよりは(タイヤの)性能低下も普通で、またいいペースで走ることもできるようになった」
「もちろん、もし残りの4レースで表彰台を目指すのであればプラスアルファが必要だ。今日は、メルセデスAMG勢はいくつかトラブルに巻き込まれ、僕たちは貴重なポイントを手にすることができた。でも、このままチーム別ランキングの2位にとどまるためにはベストを尽くしていかないとならないよ。彼らとはそれほど離れていないからね」
「F1でのポイント獲得数が歴代トップのドライバーになれたのはとても誇らしく思う。数年前にポイントシステムが変わって、多くポイントがとれるようになっているにしてもね。これからこの記録のお祝いをしたいと思うし、インドでの次のレース(インドGP/27日決勝)についても考えたいと思う。もうこの記録はすでに過去のものだよ」
■フェリペ・マッサ(10位)
「本当に難しい日だった。ドライブスルーペナルティーによって、いいレースをし、もっと多くのポイントを持ち帰るチャンスが消えてしまったよ。ピットレーンに戻ってきたとき、スピードが速すぎたなんて気づいていなかった。こんなことは僕にとっては初めてだし、本当に残念だ。第1スティントではいいペースで走れていただけにね」
「ペナルティーを受けてからは、集団の中でつかえてしまい、レース終盤に向けて3回目のストップを終えたクルマは新品タイヤで楽々と僕を追い抜くことができた。あのミスさえなければ絶対にいい成績が残せたはずだからがっかりしているよ。残りのレースでは、戦い続けなくてはならないし、インド(27日決勝)からすぐに競争力が発揮できることを期待している」