F1第14戦韓国GPが開かれる、ヨンアムの韓国インターナショナル・サーキットに集結したF1サーカス。3日(木)は大きな話題がふたつ出た。
ひとつは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)の車両違反疑惑である。シーズン後半、一気に独走態勢を築いた背景には、使用が禁止されているトラクション・コントロールに似たシステムがあるというのだ。
レッドブルもFIA(国際自動車連盟)も、その違反性を否定しているが、当のベッテルは3日、次のように話している。「あれは、僕らの自慢のシステムなんだ」
「他チームは、僕らがどのようにして成し遂げたのか謎解きをしなくてはね」と、『AP通信』にほこらしげに語るベッテルだった。