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若手ドライバーのためにフリー走行セッションを延長か

2013年09月21日(土)11:07 am

F1の規約が大きく変わる2014年シーズンに、金曜フリー走行セッションの時間も現在の90分から120分に延長される模様だ。シーズン中テスト禁止によりF1のクルマでの走行機会に恵まれない若手ドライバーたちにとっては朗報だ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・ シュポルト)』によると、チーム代表たちとF1のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングによるセッション延長の提案は、次回の世界モータースポーツ評議会で話し合われる予定だ。

セッション延長によって、チームには準備時間と走行時間が与えられ、レースドライバーとテストドライバーがセッション中に1台のクルマを共有できるようになるという。

時間が延長されるフリー走行1回目にクルマに乗れる「テストドライバー」の条件は、国際A級ライセンスをもっていること、そして直近で2戦以上のグランプリに参戦していないことだ。

すでにこの提案にはさまざまな反応が寄せられている。

「ドライバーに合わせてクルマ(のセッティング)を変えるのに1時間かかる」とこの案に批判的なのはウィリアムズのチームマネジャーであるディッキー・スタンフォードだ。

その一方で、フォース・インディアのアンディ・スティーブンソンは「モンツァではジェームス・カラドのセッティングからポール・ディ・レスタのセッティングに変えるのに10分しかかからなかった」と話している。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・ シュポルト)』 は、トップチームが若手ドライバーを走らせるとは考えにくいが、ケータハムやマルシャなどは「資金源になるので歓迎する」だろうとつづっている。

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