モンツァ・サーキットで行われたF1第12戦イタリアGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位、フェリペ・マッサは4位だった。
【結果】F1第12戦イタリアGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピットストップ回数
■フェルナンド・アロンソ(2位)
「モンツァの表彰台に立つのはいつでも特別な感情がわくものだよ。ファンがチームに抱く大きな愛情を感じ取れる唯一の場所だからね。ほぼ完ぺきだった週末の最後を飾る最高のボーナスだ。“ほぼ”というのは、チャンピオン争いのライバルが優勝したからだ。彼らに拍手を送るよ。僕たちは、金曜も土曜もうまくいった。2台ともトップ5に入ったしね。でもレッドブルはさらにいい結果をつかんだ」
「ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)がピットインした時は、まだセクタータイムで自己ベストが出ていたから、ピットインをできるだけ先に延ばすことを選んだんだ。少なくとも、ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)がまだ驚異にならない間はね。そうすることで、数周分新しいハードタイヤでベッテルを捕まえることに挑戦できるかもしれなかった」
「僕たちはベストを尽くした。確かにタイトル獲得の可能性について現実的にならなければいけないだろう。53ポイント差を残りの数戦で縮めるのは簡単な仕事じゃない。それでも、F1では何でも起こり得る。自分たちの可能性をブラジル(最終戦11月24日決勝)のフィニッシュラインまで信じ続けて、常に100%を出し切って努力していくよ」
■フェリペ・マッサ(4位)
「自分のレースには大満足だよ。最初から素晴らしくうまくいって、いいスタートのおかげで2つ順位を上げられた。どちらのタイヤでもペースは良くて、レースを通して安定したペースで走れたよ」
「ピットストップでウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)に抜かれたのは残念だった。今日は表彰台が手の届くところにあったのに。チームのホームレースでファンと一緒にお祝いできたら、最高だっただろうね。今日は追い抜きが楽じゃなかった。ほかのクルマの後ろになると、第2セクターは特に、ダウンフォースを大きく失うんだ」
「全体としては、僕にとってもチーム全体にとっても、すごくいい週末になった。ポイントをたくさん持ち帰ることができたからね。でも、改善したければ、やるべき仕事がまだたくさんあるのは分かっている。その点については、選手権の最後の最後まで、全力を尽くすよ」
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