セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、チームメートであるウェバーのヨーロッパ最終レースを記念した送別会に出席しなかった。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、モンツァ内に設けられたレッドブルのモーターホームで、F1界の多くの仲間たちが12年間に及ぶF1キャリアを締めくくるウェバーに賛辞を送っている最中、現F1チャンピオンのベッテルがたった16段下の階でひとり、スマートフォンで遊んでいたと報じた。
ウェバーのパーティーには、メルセデスAMG代表のロス・ブラウン、ジェンソン・バトン(マクラーレン)そしてルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)らもかけつけ、車いすのウィリアムズチーム代表フランク・ウィリアムズに至っては、16段の階段を運び上げてもらい、ウェバーをねぎらいに訪れた。
「僕たちはもう友人ではないけれど、お互いを尊敬している」とベッテルが述べていたと同紙は伝えている。