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F1復帰に照準を合わせているとコバライネン

2013年08月23日(金)19:32 pm

ヘイキ・コバライネンがまたF1記事の見出しに戻ってきた。ケータハムは22日(木)、昨年までレースドライバーを務めていたコバライネンが、今週末開催されるF1第11戦ベルギーGPと次戦の第12戦イタリアGPにおいて、金曜フリー走行1回目の走行を担当することになると発表した。

第4戦バーレーンGPと第5戦スペインGPにおいてもフリー走行1回目を担当していたコバライネンだが、今回のフリー走行出走により、再びF1の第一線に復帰するのではないかとの記事がまた紙面をにぎわせることとなっている。

コバライネンはベルギーGPの舞台となるスパ・フランコルシャンにおいて、母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に、ケータハムが自身を再び走らせるのは最新の改良パーツに関してエンジニアたちが「僕の意見を望んでいる」からだと語っている。

だが、現在31歳のコバライネンは、少なくとも個人的には、F1レースへの復帰を目指そうと決心を固めていると認め、次のように続けた。

「長い1年になっているよ」

「レースには出ていないものの、チームとさらに良い関係を築くことについてはうまくいっている。トニー(フェルナンデス/ケータハム・グループ共同会長)やそのほかのみんなとの関係は今ではとてもいいよ」

さらに、2013年にコバライネンがケータハムでレースを続けるチャンスをだめにしてしまったのは、彼がマネジメントを委託していたマネジメントカンパニーのIMGのせいだったと多くの者が考えていたが、コバライネンは現在ではIMGとの契約も解除している。

コバライネンは、さらに次のように続けた。

「一番大切なことはレースに復帰することだ。その可能性が高いか低いかは分からないけれどね」

「でも、もしそれがまた(持ち込める)資金によってのみ決まるのであれば、復帰することはできないだろうね」

「誰もが僕の状況を知っているよ。僕には資金は持ち込めない。それに、もしスポンサーを見つけることができれば、そのときは自分でお金を受け取るよ」、とコバライネンは笑いながら締めくくった。

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