マクラーレン「一歩前進を果たせた」／F1ハンガリーGP日曜まとめ
ハンガロリンクで行われたF1第10戦ハンガリーGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは7位だった。
【結果】F1ハンガリーGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はタイム差、周回数、ピット回数
■ジェンソン・バトン（7位）
「面白いレースだったよ。僕はほかのクルマからターゲットにされてしまったけどね！ セバスチャン（ベッテル／レッドブル）は何度も僕を追い抜こうとしていた。そしてターン2の入り口で僕のリアタイヤにひっかけてしまったんだ。彼はそれによってウィングにダメージを負ったみたいだけど、幸運なことに僕はパンクせずに済んだ」
「ロマン（グロージャン／ロータス）とのことについては、彼が何を考えていたのか分からないよ。僕が（コースをはずれて）芝に乗らない限り、接触を避けることは不可能だった。彼はあのとき何も考えていなかったんだと思うよ」
「僕はほぼレースの半分をプライムタイヤ（ミディアム）で走り通した。ほかの誰よりも長かったし、僕たちにそれができるってことを示せたのはよかった。オプション（ソフト）で走った中間のスティントもとてもよかったよ。それに、1周目には素晴らしい走りができた。13番手から一気に8番手まで上がったんだ」
「正攻法でフェラーリ（フェリペ・マッサ）に勝ったし、もしニコ（ロズベルグ／メルセデスAMG）が途中で止まってしまわなければ、彼も追い抜けていたはずだ。このレースからはたくさん前向きなことを持ち帰ることができるよ」
「7位という順位自体はそれほどすごいことじゃないかもしれない。特に、前回のレース（ドイツGP）では5位争いをしていただけにね。でも、今週末僕たちはいい仕事をすることができたし、一歩前進を果たせたよ。みんなも少しいい気分で夏休みを迎えられるね」
■セルジオ・ペレス（9位）
「2回ストップ作戦をうまく機能させるために、可能な限りベストなコンディションのタイヤでスタートする必要があった。昨日の予選の後では、何ポイントか獲得できるいい位置にいると思っていたよ。でも、予選で使った中古のプライム（ミディアム）での走行のときに、影響を受けてしまったんだ」
「だから、残念ながら、最初のスティントでかなりロスをしてしまったと思う。リアタイヤにてこずったし、予定よりも早めにピットインするしかなかった。そうしたらクルマが込み合ったところで走ることになってしまい、さらにタイムを失ってしまったんだ。だからちょっとばかり残念だよ」
「それでも、また2台そろってポイントが取れたのはよかったよ。ここ2レースにかけて僕たちが成し遂げた仕事には満足してもいいと思う。こういう結果はチーム全員を勇気づけるものだし、8月の休みを迎えるにあたって、いいプレゼントになったね」
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