レッドブルでは、2014年にセバスチャン・ベッテルのチームメートとなるドライバーとしてダニエル・リカルド(トロロッソ)と契約を結ぶ準備に入ったようだとの見方が強くなってきている。だが、キミ・ライコネン(ロータス)のマネジャーが、ライコネンもまだ候補として残っていると主張している。
ライコネンのマネジャーであるスティーブ・ロバートソンはハンガリーで26日(金)にロータスのエリック・ブーリエ(チーム代表)と会談を行ったと伝えられているが、フィンランドの放送局『MTV3』に対して次のように語っている。
「事実は、あるいは私が話すことができることは、この時点ではまだ合意には達していないということだ」
「交渉や話し合いはまだ行われている最中だよ」
ロバートソンは、さらに次のように続けた。
「これ以上詳細なことを話すわけにはいかないんだが、まだチャンスは残されているよ。そう遠くないうちに、この状況が解決されることを期待している」
すでにレッドブル移籍の話はなくなり、今はロータスとの新しい契約締結のために動いているのではないか、と問われたロバートソンは次のように答えた。
「私を難しい立場に置こうとしているね。すでに分かっていること以上のことは言えないよ」
少なくとも、ロバートソンは、ライコネンが単に最低限の広報活動やメディア対応を行えばすむほうを選択するのではないかとの見方についてはこれを否定している。
ロバートソンは『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に次のように語った。
「広報活動のような仕事をキミが好きではないということを否定してもムダだろうね」
「でも、そのことが交渉の議題に上ったことは一度もないよ」