NEXT...F1開催スケジュール

2014年は20レースにとどめるとF1のボス

2013年07月25日(木)10:33 am

F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、2014年F1シーズンは前代未聞の全22レースとなるのではないかと示唆されていることに関し、それを否定した。

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌を含むいくつかのメディアは、今週になって、これまで10年間F1を開催していなかったオーストリアが来年F1グランプリを開催するという驚きのニュースが伝えられたことを受けて、来シーズンのレース数が一気に増加するのではないかとの報道を行っていた。

今年2013年には全19レースが組まれているが、来年はそこにロシアGPとニュージャージーGPが新たに加わることが予定されている。さらに、オーストリアGPが加わり、もし今シーズンのF1開催地がそのまま残るということなら、全部で22レースが開催されることになる。

ブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙の記者であるリビオ・オリッキオは、F1開催期間がさらに長くなることはF1のチーム代表たちが「非常に不安を覚えるものだ」と書き、さらに次のように続けた。

「この問題については、間違いなく今後数日以内に(F1ハンガリーGPの開催地)ハンガロリンクで話し合われることになるだろう」

だが、そうした話し合いはもはや必要がなくなるかもしれない。なぜなら、エクレストンが24日(水)にオーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙に次のように語ったからだ。

「われわれは(来年)20レースを開催するよ。オーストリアを含めてね」

さらに、エクレストンは次のように続けた。

「そのほかのことは分からない。夏が過ぎたら、また聞いてみてよ」

これに関し、メルセデスAMGの非常勤会長職にあるニキ・ラウダは、2014年に予定されているニュージャージーでのレースは実現しないと考えている、とオーストリアの放送局『ORF』に次のようにコメントしている。

「(ニュージャージーでのF1グランプリは)今年は実現できなかった。なぜなら資金が不足していたからだ」

「私が知る限り、もうそれはカレンダーからは消えているね」、とラウダは結んだ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック