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佐藤琢磨に執行猶予付きのペナルティー

インディカー・シリーズに参戦中の佐藤琢磨（AJフォイト・レーシング）に観察処分（執行猶予付きのペナルティー）が下された。

これは7月7日（日）にポコノで開催されたインディカー第11戦の決勝において、琢磨が61周目にピットインしようとした際、ピットレーン入口での減速に失敗し、ライアン・ハンターレイ（アンドレッティ・オートスポーツ）のクルマに追突する事故を起こしたことに対してのもの。

琢磨は、その事故を引き起こしたことにより、インディカーの競技規則9.3.1.1に規定された「ドライバーは他者に対し、無謀かつ不注意、もしくは過度に攻撃的な行為、あるいは、スポーツマンシップに反する行為を行ってはならない」に違反したと裁定され、今後第12戦（トロント／13日決勝）から、第16戦（バルチモア／9月1日決勝）までの5レースにわたってペナルティー発効の観察期間に置かれることになる。

もし、その期間中に再び同様の行為があったと認められた場合には、改めてペナルティーが下されることになるが、その場合、琢磨にはインディカー・シリーズのルールブックに定められた手順に則って異議申し立てを行う道も残される。