NEXT...F1開催スケジュール

ヒュルケンベルグ、フォース・インディア脱退を悔やむ

2013年06月21日(金)9:47 am

この冬フォース・インディアからザウバーに移籍したのは“正しい決断”ではなかったかもしれないと、ニコ・ヒュルケンベルグが初めて心情を公にした。

昨年たびたび表彰台に上がっていたザウバーだが、今季は一転してスランプに陥っている。しかし、今もその潜在能力はあるとして、これまでヒュルケンベルグは自身の決断を正当化していた。

ところが今シーズンも3分の1を過ぎた現在、かつてのチームがマクラーレンをも抑えて選手権のトップ5を堅持しているとあっては、さすがのヒュルケンベルグもザウバーの今季マシンC32が“難しい状態”にあると認めざるを得なくなった。

「もちろんこんな事態は僕もチームも予想しなかった」と『Speed Week(スピードウィーク)』に語るヒュルケンベルグ。

「現状に甘んじるわけにはいかない。あってはならないことだよ」

「でも、残念ながらこれもF1だ。決断は正解だったなんて誰も保証してくれないからね」

「いま僕らに必要なのは、変わらず前進していくこと、そして最善の結果を出すことだ」

ただ、フォース・インディアに抜かれたり結果で負け続けるのは、やはり心が痛むという。

「コース上でガチの勝負になったことはないけれど、正直、作戦負けしたりピット競争に敗れたりするのは辛いね。もっと速いマシンが欲しいよ」

ヒュルケンベルグが悩む一方で、マクラーレンのスランプもまた深刻だ。ジェンソン・バトンは、フォース・インディアに先を越されるのも当然と、イギリスの新聞紙上で次のように話している。

「彼らのマシンの一部はマクラーレン製で、ほかにメルセデスの技術も投入されている。これから、かなり活躍しそうだよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック