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F1引退を後悔していないとシューマッハ

2013年06月13日(木)10:07 am

ミハエル・シューマッハが、F1から最終的に引退したことに関し、「一瞬たりとも」後悔したことはないと語っている。

7度のF1タイトル獲得、通算勝利数91勝という記録とともに2006年シーズン終了後にF1を引退したシューマッハだが、ふたたび2010年にF1復帰。だが、その後の3シーズンにおいて、その記録をさらに伸ばすことができないまま2012年シーズン終了とともにルイス・ハミルトンにそのシートを譲り、再びF1を引退した。

シューマッハは、『Bild(ビルト)』紙に、2度目の引退は正しい判断だったと語り、次のように続けた。

「もし昨年、タイトル争いができそうだというわずかな望みさえあれば、また違った決断になっていたかもしれないけれどね」

「でも僕はすごく満足しているよ」と付け加えたシューマッハは、今ではソファに腰かけてF1レースを観ながら、妻のコリーナのために「私設テレビ解説者」を務めている、と笑いながら語った。

一方、これまで20年以上にわたってF1のパドックで過ごしてきたシューマッハだが、F1の舞台裏で何が起きているのかということについて「メルセデスAMGやフェラーリの何人かが最新情報を提供してくれている」ことも明らかにした。

だがシューマッハは、「でも、それらすべてに興味が持てるわけじゃないんだ」と続けるとともに、F1引退後に体重が2、3キログラム増えたことも打ち明けている。

しかし、シューマッハは最近、有名なニュルブルクリンクの北コースで、2011年型メルセデスF1カーでのデモンストレーション走行を行っている。

現在、メルセデス・ベンツのアンバサダーを務めるシューマッハは、次のように付け加えた。

「僕がシルバーアロー(メルセデスのレーシングカー)に乗るのはあれが最後にはならないと思うよ」

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