ケーターハム、決勝に期待／F1カナダGP土曜まとめ
ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、ケーターハムのシャルル・ピックは予選18番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは予選22番手だった。
【結果】F1第7戦カナダGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差、周回数など
■シャルル・ピック（フリー走行3回目20番手／予選18番手）
「今日は僕にとってはいい一日だったよ。3回目のフリー走行が遅れた時に予定を変更して、昨日の進歩をキープしたまま予選でも戦えるバランスのセッティングにしたんだ。予選ではかなり攻めることができたから、マルシャの2台とロータス1台の前に出て今日の目標をクリアできたよ」
「レースはきっと面白くなると思うよ。明日予想されているような温度で走っていないから、タイヤの減りがどうなるかはまだよく分からないけど、昨日のロングランでドライ側のタイヤはどちらもいいバランスを見つける事ができたし、まだどちらも何セットも残っているからもしかしたら変わった作戦を試せるかもしれないね」
「このコースはタイヤの減りが早いけど、今の所うまくいたわる事ができているから、明日の作戦を今夜考えるよ」
■ギド・ヴァン・デル・ガルデ（フリー走行3回目18番手／予選22番手）
「フリー走行3は見ての通り短かったけど、良かったと思うよ。インターミディエイトでの予選セッティングのバランスがつかめたし、最後の数ラップはスーパーソフトで走る事もできたからね」
「でもその割には予選が予定通りにいかなかった。インターミディエイトタイヤですぐコースに出て、最初にコースへ出た数台の一台だったんだけど、乾いた路面が出始めてからはタイムがズルズル落ちていったんだ」
「かといってモナコみたいにスリックタイヤに取り換えるには早かったから、新しいインターミディエイトを付けて残り数分のアタックに出た。そうしたら一番早かったラップでミスってしまって1.5秒も遅れてしまった。そして最後のラップは黄旗が出てスピードを落とさなきゃいけなかったから、結局セッションを通してまともなタイムを出せないまま終わってしまったんだ」
「マシンは良かったし、こんなコンディションでもコースを楽しめていたのに、情けないよ。でも、レースで速さがある事は分かっているから、今日の事は忘れて、明日に集中するよ」
