ウィリアムズが搭載エンジンをルノーからメルセデスに変更することを間もなく発表する。
すでに報じられたように、F1モナコGP(5月26日決勝)のパドックではウィリアムズのルノーからメルセデスへのエンジン変更はうわさされていた。その理由は、ルノーエンジンがメルセデスエンジンと比べて数百万ユーロも高価であるためだという。
「これは決定事項であり、今週末のモナコGPで正式発表されるだろう」とスイスの『Blick(ブリック)』紙は伝えている。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌のミハエル・シュミット記者もまた、同様の報道をしている。
ウィリアムズの株式を保有するトト・ヴォルフがメルセデスの首脳であることからも、両者の結びつきは強いと考えられる。さらに、ヴォルフの妻スージーはウィリアムズのテストドライバーだ。
2005年以降、ウィリアムズはBMW、コスワース、トヨタ、ルノーのエンジンでF1を戦っており、2014年からメルセデスエンジンを搭載すると10年間で5社とエンジンパートナー契約を結んだことになる。