バレンシアが、安い主催費でバルセロナとのF1スペインGP隔年開催に合意したがっている。将来的に両都市がスペインGPの日程をシェアするかどうか長いあいだ結論は出ていないが、最新の報道では、交渉はまだ続いているという。
今月スペインGPを開いたばかりのカタルーニャ・サーキットは、バレンシアと合意については拒否し続けている。
逆にバレンシア州政府のホセ・シスカール副知事は、以下のように語っている。「われわれは(F1グランプリ)開催費の減額をお願いしているところだ」
シスカール副知事は、「話が決着すれば、三者で契約を交わすことになると思う」とスペイン『EFE通信』に話している。三者とは、バレンシア、バルセロナ、そしてF1を仕切るバーニー・エクレストンだ。
バレンシアは2014年にF1復帰を果たすかもしれないと、シスカール副知事は考えているが、「しかし、注意深く見守る必要がある」と語った。
「契約できたら、ちゃんと発表するよ」とシルカール副知事は締めくくっている。