ホンダは、2015年にかつての盟友であるマクラーレンとともにF1への復帰を果たすが、これに向けてイギリスでの拠点とする物件を探しているようだ。
先週、2015年からホンダがマクラーレンに対し“ワークス”的関係を持ちながらV6ターボエンジンを供給することになると発表されたが、16日(木)に出された声明の中には次のように記されていた。
「ホンダは、そのエンジンを日本の栃木にある施設で開発することになる。そこではすでに開発が始められている」
しかし、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ホンダは同時にイギリスの本部から運営を行うことも予定している、と伝えている。
ミハエル・シュミット記者は、「うわさでは、それはコスワースの施設ではないかとされている」と書いた。
現在、マルシャに対してV8エンジンを供給しているコスワースだが、2014年にF1のエンジン規程が大きく変わることを受け、今シーズン限りでF1から撤退するものとみられている。