F1の最高権威バーニー・エクレストンは、F1スペインGPをバルセロナとバレンシアで隔年交互開催してほしい意向を明らかにした。
両都市がこの契約に合意間近との報道もあるが、バルセロナのカタルーニャ・サーキット代表を務めるサルバドール・セルビアはその可能性を否定している。この契約が成立すれば、バレンシア市街地サーキットで2014年のスペインGPが開催されることになるだろうが、セルビアはバルセロナがすでに「来年に向けて動いている」と語った。
「私たちはすでに2014年のチケット価格を公表している」と11日(土)、『Reuters(ロイター通信)』に述べた。
現段階でまだ何も合意に至っていないのは明らかだ。
スペインのスポーツ日刊紙『AS』は、「今の時点で来年のスペインGPがどこで開催されるのかわからない。両都市にとって最適な選択肢は交互開催だ」とするエクレストンのコメントを伝えている。
『AS』によると、エクレストンは10日(金)、カタルーニャ・サーキットでバレンシアでのレース運営を取り仕切るゴンザロ・ゴベルトと会合を持ったようだ。