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WEC第2戦スパの結果

2013年05月05日(日)6:08 am

ベルギーのスパ・フランコルシャンで4日(土)、WEC(世界耐久選手権)の決勝が行われ、アウディ1号車アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組のR18 eトロン・クワトロが優勝した。

【結果】WEC第2戦スパ・フランコルシャン、各車のタイム、タイム差、ピット回数など

ポールポジションからスタートしたアウディ1号車だが、スタート直後の1コーナーでふくらんで後退。これでアウディ2号車がトップに立った。その後、アウディ1号車と2号車、そしてトヨタ7号車の中嶋一貴/アレキサンダー・ブルツ/ニコラス・ラピエール組のTS030ハイブリッドが優勝を争う展開に。

レース中盤には、燃費に勝るトヨタ7号車がリードを広げたが、ハイブリッドシステムに関連したトラブルでリタイア。これにより、レースはアウディ1号車と2号車による戦いとなった。最終的には1号車が優勝、2号車が2位に入ったほか、ル・マン24時間を見据えたロングテール仕様のアウディ3号車が3位に入り、アウディ勢が表彰台を独占した。トヨタ勢では8号車が4位に入っている。

LMP2クラスは、ポールポジションからスタートしたペコム・レーシング49号車のルイス・ペレス/ニコラ・ミナシアン/ピエール・カファー組が優勝。井原慶子の所属するガルフレーシング28号車は、トラブルが発生しクラス最下位になったもののレースを走りきった。

GTEプロは、小林可夢偉の所属するAFコルセ71号車フェラーリF458イタリアとAFコルセ51号車、そしてアストンマーチン勢との戦いに。ピットインのタイミングにセーフティカーが導入されたことでアストンマーチン勢が後退すると、51号車もペナルティーで遅れる。これによって可夢偉の71号車が首位に立つ場面も多かった。

しかし、51号車ジャンカルロ・フィジケラ/ジャンマリア・ブルーニ組が驚異的な追い上げを見せて優勝。98号車のアストンマーチンが2位、可夢偉の71号車が3位に入った。GTEアマは8スター・モータースポーツ81号車フェラーリF458イタリアのビンセンテ・ポトリッチオ/ルイ・アグアス/マッテオ・マルセッリ組が優勝した。

【写真】WEC第2戦スパ・フランコルシャン(全30枚)

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