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F1バーレーンGP開催を支持するベルガー

F1第4戦バーレーンGPを訪れた元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが、バーレーンGPの開催を支持し、メディアはバーレーンの情勢を誇張していると語った。

バーレーンGPが開催されているサヒールのサーキット周辺では、反政府勢力がF1開催に対して抗議活動を行い、衝突も起きている。ピットレーンやパドックを訪れたベルガーは、F1はバーレーンでのグランプリ開催を続けられると話した。

「2か月ほど前にも来て、街中を見て回った」とベルガーはスペインの『El Pais（パイス）』紙に語った。「だが、戦いとか、そういったたぐいのものは何も見なかった。例外は騒いでいる若いカップルだけだったよ」

「マスコミはすべてを誇張していると思う。実際のところ、去年は何も起きなかったし、今回も何も起きないだろう」

「書かれていることを信じるなら、F1が戦争のきっかけになっていることになるが、この国は戦争をしているわけじゃない」

「問題がいくつかある場所だが、ここに来るのをやめるなら、中国やほかの国に行くのもやめなければいけなくなるだろう」とベルガーはコメントした。

F1最高責任者のバーニー・エクレストンも、20日（土）に同様の見解を示している。エクレストンは冗談半分に、レースを開催して反政府勢力に抗議する「お膳立て」をしたバーレーン政府は「本当に愚かだ」と言っている。

しかし、バーレーンの皇太子は怒っていないと話した。

「バーニーらしい」とサルマン・ビン・ハマド・イサ・アール・ハリーファ皇太子は語り、次のように続けた。「バーニーのことも、言うことも、大好きだ。笑えるよ」

「バーニーの支援にはいくら感謝してもしきれない」