フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1第3戦中国GP(4月14日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:マレーシアでは週末を通じてクルマにはとても競争力がありましたね。レースはどのような展開でしたか?
スーティル:クルマは確かに速かった。でもドライのときのほうが感じが良かったし、予選でウエットになったときはとても苦戦したけど、決勝のスタートは良かった。最初のピットストップのときまでは8番手を走っていた。でも、ピットでいろんなことが悪い方向へ向かい始めたんだ。クルマの調子がすごく良かっただけに、問題を抱えてしまったのは残念だよ。でも、ときとしてこういうことも起こるものだからね。中国でもまたいいパフォーマンスを繰り返すことができるように集中しないとね。
Q:上海でもクルマの調子は良さそうですか?
スーティル:レイアウトはセパンとそれほど大きくは違わないから僕たちには合うはずだし、強さが発揮できると期待しているよ。それに、最初の2レースでかなりの学習ができたし、もっと改善できる部分があることも分かっているからね。ほかのチームだって立ち止まってくれないだろうから、僕たちも頑張り続けて、この勢いを保ってゆかないといけない。
スーティル:中国では、ソフトとミディアムという新たなタイヤの組み合わせになる。僕たちはかなりうまくタイヤをいたわることができていると思うし、その強みをうまく利用しないとね。
Q:サーキットについてはどうですか?
スーティル:それほど好きだというわけではないけれど、面白いサーキットだよ。もちろん、現代的だし、右に長く曲がり続けるターン1みたいに、ちょっと変わったコーナーもある。こうした低速コーナーを完ぺきに回らないと、そこでかなりタイムを失うことになってしまうんだ。コース幅は広いし、たくさんのコーナーを違うラインで走ることもできる。そのためだろうけど、ここは追い抜きがかなり楽なサーキットだよ。