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スーティル、過去にマレーシアで5位

2013年03月20日(水)21:54 pm

フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われる第2戦F1マレーシアGP(3月24日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:オーストラリアでは素晴らしいレースをしましたね。そのことについて簡単に話してもらえますか?

スーティル:すごくいい気分だったよ! 僕たちは違う作戦をとっていたんだ。多分、レース序盤で前のほうへ出られるだろうということは分かっていた。でもあれほど長く先頭で走り続けられるとは全然思っていなかったよ。誰にとっても驚きだっただろうけど、すごくいいラップタイムを刻みながら、すべてのクルマを従えて走ることができたのはもっと驚きだったね。実際、僕はある段階ではベッテル(セバスチャン/レッドブル)を引き離したんだからね。

スーティル:クルマが速いことが分かって気分も良かったし、自信も感じたよ。スーパーソフトタイヤに交換してからはいくつか順位を落とさざるを得なかった。それは当然のことで、それが僕たちの作戦だったんだ。少なくとも1回はスーパーソフトを使わないといけないしね。でも僕は少しもがっかりしていないよ。7位となってシーズンをいい形でスタートできたんだから。

Q:以前にもトップチームのドライバーたちと争ったことはありますが、それは雨や、いつもとは異なる状況となったときでした。今回のように全員同じ条件で争っているときはまた違うものでしょうね?

スーティル:雨になれば、時として上位に顔を出してトップチームと争うことができる場合もある。でも、ドライコンディションではそれは難しいし、普通はそんなことは起こらないものだよ。それがオーストラリアで出来たということは驚くべきことだね。それに、昨年の最終戦でニコ(ヒュルケンベルグ/現ザウバー)がこのチームでトップを走ったことがあったのも忘れてはならないよ。

スーティル:チャンスは来るものさ。そして信じさえすれば、そのチャンスをものにすることができるんだ。もし自分が優勝できると信じなければ、決して優勝することなどないだろう。大切なのはその姿勢だと思う。固く決意することが大切なんだ。僕たちは通常中団に位置しているから、それは難しいことではあるけれど、常に一歩前進することを考えないとね。

Q:マレーシアに向けての抱負はなんでしょう?

スーティル:2010年には5位になったから、いい思い出があるよ。好きなサーキットというわけではないけれど、クルマの出来次第かな。もしクルマが速くて安定していればけっこう楽しめるけれど、バランスに苦しめられることも多いんだ。それにサーキットは本当に難しいよ。すごく長いコーナーがあるし、空力による大きなグリップが必要となる。

スーティル:ドライブするのが好きなサーキットではあるけど、モナコとかスパ・フランコルシャンほどではないかな。高い気温がどのような影響を及ぼすことになるのか本当に分からないよ。テストではそういう状況はなかったしね。オーストラリアの天候は僕たちによく合っていたと思うけど、マレーシアではどうなるか見てみよう。

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