鈴鹿サーキットが、2012年に顕著な活躍をしたとして、小林可夢偉に「2012年モータースポーツ顕彰」を授与した。
モータースポーツ顕彰は、鈴鹿サーキットが1987年から始めたものであり、モータースポーツの発展、振興、ならびにファン拡大につながる顕著な活躍、活動、功績を残した個人、団体を対象にしている。
可夢偉は、鈴鹿サーキットで行われた昨年のF1日本GPで、日本人F1ドライバーとして3人目となる表彰台獲得を達成。このほかにも、モータースポーツ啓蒙(けいもう)に注力していることが評価された。
また、特別な活躍を見せた個人・団体に贈られるモータースポーツ特別顕彰は、3年ぶりの1000kmレースとなった「第41回インターナショナル・ポッカ1000km」でポール・トゥー・ウィンを果たし、SUPER GTで初となる2年連続王者になったMOLAへ。そして、2輪のトリックスターレーシングにもモータースポーツ特別顕彰が贈られた。
長年にわたりモータースポーツの発展に貢献した個人・団体へ贈られるモータースポーツ功労顕彰は、2002年から鈴鹿のF1日本GPでドライバーズパレードを行っているフィオレンティーナ470クラブに贈られる。
活躍が期待される選手へ贈られるライジングアワードは、4輪がSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)を首席で卒業し、スーパーFJ鈴鹿シリーズでチャンピオンを獲得、スポット参戦したFCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)でも4位入賞した石川京侍。2輪は年全日本ロードレースJ-GP3クラスに参戦し、ランキング3位を獲得すると同時に、10代の選手を対象にしたJ-GP3ユースカップチャンピオンに輝いた山田誓己へ送られた。